ゴルフを始める人が減っています
近年のプロゴルフ、特に女子プロは大きな盛り上がりをみせています
記憶に新しいのは海外女子メジャーである「AIG全英オープン」で、初出場初優勝を果たした渋野日向子選手
ニュースやバラエティでも目にする機会が増え、ゴルフを知らない人へも広く知られるようになりました
また、同世代である1998年度生まれの注目選手達は黄金世代と呼ばれ、続く若い世代の選手達も実力を磨き、活気に溢れています
そのような中、アマチュアゴルファーの間では業界を支えているベテランゴルファーが体力的なリタイヤを迎えていく一方で、ゴルフに興味を持つ若年層が少なく、新規ゴルファーが中々増えていかない現状です
増してや、少子高齢化が進み今後人口が減少していく日本では、それに比例してゴルフ人口も減っていくことが予想できます
ゴルフに対するイメージ
ゴルフを始める人が減っている理由のひとつとして、ゴルフに対するマイナスイメージを持っている人が多いという点があると思います
たとえば
・お金持ちの娯楽
・老人向けのスポーツ
・ルールやマナーが分からない
・時間がかかる
・難しい
等
しかし、それだけでゴルフに興味を無くしてしまうのは非常に勿体ない
今回はそういったマイナスイメージに対する実際のところを紹介していきたいと思います
ゴルフはお金持ちだけの娯楽なのか
ゴルフを楽しむ人達にお金持ちが多いのは事実です
政治家や経営者、富裕層の方々が楽しんでる映像なんかを観たりもしますよね
確かに、ゴルフ場のプレー料金は高価なコースも多いし、ブランド品のゴルフクラブやボール、ウェアなんかの道具を揃えると数十万あるいは数百万円かかるものもあります
プロが試合で使用したり、会員限定でプレー出来るような高価なゴルフ場は、多くのゴルファーの憧れでもありますが、日本にはそういったゴルフ場以外にもリーズナブルで十分楽しめるコースもたくさんあります
また早朝や薄暮など、時間帯によってプレー料金が安くなるコースもあり、そこを狙って楽しむ方もいます
ゴルフに使う道具は最近では初心者向けの安価なセットが売られていたり、すぐに消耗してしまうモノ以外は中古で揃えるのも安く抑えられます
ウェアはゴルフショップで揃えるのも良いですが、ポロシャツやチノパンなど、所謂ゴルフに適した服装であれば、安く揃えられる店で買っても問題ありません
つまり、お金をかけようと思えばいくらでもかけられるし、その分機能性やデザイン性、品質、満足度も確保しやすいですが、ある程度調べてみれば、安くても存分に楽しむ方法があるということです
ゴルフは老人向けのスポーツなのか
ゴルフというスポーツは人生において非常に長く楽しむことが出来るスポーツです
それこそ最低限の体力と環境があれば老若男女誰でも出来るし、何歳からでも始められます
なんとなく老人向けのスポーツという印象が強いのは、サッカーや野球といった激しいスポーツに比べて、それほど体力を消耗しないゴルフは歳を重ねていても楽しめるという大きなメリットの元で、実際にゴルフを楽しむシニア世代が多いためでしょう
面白いのはそういったシニア世代に若い世代が圧倒出来るとは限らない点です
そして、ゴルフの楽しみ方は世代毎に異なるし、人によっても異なります
飛距離を求めてパワフルに楽しむ人もいれば、正確無比なショットを磨きスコアメイクに命をかける人、ゴルフという非日常をひたすら全身で体感し満喫する人
様々です
それだけ楽しみ方の幅が広く、奥が深いスポーツであり、シニア世代も含めて皆で楽しめるスポーツであるということです
ゴルフのルールやマナーは分かりづらく面倒くさいものなのか
ゴルフのルールやマナーは複雑かつ厳格で全てを把握してプレーするのは正直なところ難しいです
しかし、ご安心ください
アマチュアが大抵の場合において使うルールやマナーというのはだいたい決まっています
それに、いくつかの観点から少し考えてみれば、マナーに関してはOKかNGか判断することができます
むしろ全てのルールやマナーを把握してプレーしている人っているのでしょうか
真面目に勉強して網羅しても、使う機会があるものは僅かです
当サイトで今後紹介していく、最低限の一般的なルールやマナーを抑えていただければ、十分にゴルフを楽しめるようになりますので、ご期待下さい
忙しい現代人にはゴルフをやる時間はとれないのか
ゴルフといえば、早朝から夕方まで長い間を拘束され、忙しい現代人にとっては大きなタイムロスと感じる方もいらっしゃいます
例えば、まずゴルフ場の立地的に住んでいる場所から遠いことが多く、ゴルフ場に着いてからも準備の時間や待機の時間があります
プレー時間は18ホールで5時間程
途中昼食休憩の時間もありますし、浴場で汗を流し、帰りは渋滞に巻き込まれて帰宅は夜なんてこともあります
丸一日潰れてしまいますね
しかし、ゴルフのスタイルは少しずつ変化し、時短の傾向が進んでいます
ハーフプレー(9ホール)やスループレーというスタイルがあります
ハーフプレーはその名の通り1ラウンド(18ホール)の半分である9ホールで終わるプレーです
必然的にプレー時間も半分、2時間半でプレーが終わります
スループレーは18ホールのプレーですが、昼食と休憩時間がありません
ラウンド終了後に食べるか、ラウンド中に持参した軽食で済ませる必要がありますが、プレー終了は早くなります
このように、多くのゴルフ場では効率よくプレーできる手段があり、これを活用していくことが忙しい現代人に合ったプレースタイルであるといえます
ゴルフは上達しづらくやりがいのないスポーツなのか
ゴルフとは、コース上で止まっているボールをクラブという道具を使用し、カップに入るまでの打数を競うもの
文字だけ見れば非常に単純で、簡単そうに見えますが、これが中々難しい
まず、クラブがボールにまともに当たらない
初心者のうちは空振りも当たり前ですし、当たっても真っ直ぐ狙った方向にボールを打てることはほとんどないでしょう
少しずつボールに当てられるようになっても、右へ左へ飛んでいき、飛距離もバラバラ
そしてそれらはゴルフを続けていく上で、大なり小なり永遠とつきまとっていくものです
的確な先生がいなければ、せっかく始めたとしてもすぐに挫折してしまうかもしれません
そういった方に伝えたいのは、それでも楽しいと思える瞬間がゴルフには必ずあるということです
全然ボールに当たらなかったのに、不意に一発だけ打てた気持ちの良いショット
何回打ったか分からなくなっても、カップイン出来た時の カコン という心地良い音
広大な敷地に一面の芝、大きな空とコースによって異なる景観
当サイトでは、技術的なアドバイスを紹介することは出来ませんが、ゴルフが難しくても、上手くなれなくても、楽しめるスポーツであるということを今後紹介していきます
まとめ
今回紹介した内容は、ゴルフ未経験の方に対して、まずゴルフがどういったものなのか
よくあるマイナスイメージに対する実際のところを紹介させていただきました
今回の記事を見て、少しでもゴルフに興味を持っていただける方がいらっしゃれば幸いです
今後は、より具体的にゴルフのルール、マナー、楽しみ方などの情報をイラスト付きで解説して参りますので、ご期待下さい