【スコアの呼び方②】ボギーが基準のスコアだった?

ゴルフ入門

今回は『【スコアの呼び方】ゴルフスコアと鳥の関係?』で紹介したアンダーパー(パーより少ない打数)のスコアに続いて、パー及びオーバーパー(パーより多い打数)のスコアの呼び方と由来について紹介します

前回の記事で紹介した、アンダーパーのスコアには鳥との関係がありましたが、今回紹介するスコアに、鳥と関係があるものはございません


では、一体どういった由来があるのでしょうか

パー(基準値) ±0

パーとは、基準となるスコアを指します


パー4のホールであれば、4打でホールアウト(カップにボールを入れること)が出来ればパーです

イーブン(EVEN)と表現することもあります


基準と言っても、多くのアマチュアゴルファーにとっては、当たり前に達成できるスコアではなく、1日に何個もパーがとれるようになれば上級者と言えます


初心者のうちは、まずは次に紹介するボギーをとれるように頑張りましょう

パーの由来は、その昔イギリスの株取引で金額の基準となる数値のことを「Par」と呼んでいたところからきています


これが、ゴルフにおいての基準のスコアを指す言葉としてパーと呼ぶようになり、アメリカで定着、広まっていきました

ボギー(幽霊) +1

パーより1打多いスコアのことをボギーと呼びます


ボギーというとプロにとっては出来れば避けたいスコアで、ゲームなどでもボギー以下のスコアをとると悔しさや悲しさといった表現がされることが多いです


しかし、アマチュアにとってボギーは味方です


いわゆる100の壁(トータルスコアで100)を破るためには、安定してボギーを取れるようになれば良いのです

ボギーは、もともと基準のスコアを指す言葉で、現在でいうパーの役割がありました


基準のスコアを目指してゴルフをするということで、これを見えない相手との勝負に見立て「Bogey man(ブギーマン)」と呼び、ボギー(bogey)というスコアが生まれました


Bogey man(ブギーマン)とは当時流行っていた歌から由来し、幽霊という意味があります

しかし、なぜ基準のスコアがボギーからパーに変わったのでしょう


それは、技術が進歩したことにより、ゴルファーが以前より少ない打数で周れることになったため、基準が上がったというわけです

ボギー以降のスコアは、順にダブルボギー(ダボ)、トリプルボギー(トリ)、クアトロボギーという呼び名があります


こちらは分かりやすいですね

まとめ

・オーストリッチ -5 (超幻)
・コンドル    -4 (幻)
・アルバトロス  -3 (超激レア)
・イーグル    -2 (激レア)
・バーディ    -1 (レア)
・パー      ±0 (基準)
・ボギー     +1 
・ダブルボギー  +2   ※ダボ
・トリプルボギー +3   ※トリ
・クアトロボギー +4   ※プラヨン

今回のまとめです

・パーは基準のスコアで、株取引の基準数値をあらわす言葉からきている


・ボギーはパーより1打多いスコアで、昔の基準のスコアだった(幽霊という意味がある)

前回の『【スコアの呼び方】ゴルフスコアと鳥の関係?』に続いてスコアの呼び方を一通り紹介させていただきました

現在のスコアの呼び方に至るまでには、様々な紆余曲折を経ていることが分かりましたが、これからも技術の進歩やゴルフスタイルの変化が起こっていけば、スコアの呼び方も変化していくかもしれませんね

タイトルとURLをコピーしました